
BMI(Body Mass Index)とは体格指数の一つで、体重(kg)を身長(m)の2乗で割った値です。
例えば、身長1.7mで体重が60kgに人のBMIは20.7、身長1.6mで体重が54kgでしたら、BMIは21となります。
BMIは年齢、性別を区別せず、肥満度の指標として広く使われています。
BMI値が22前後の人が肥満に関する病気になりにくいという研究結果があることから、理想且つ適正値とされています。
例えば、身長1.7mの人の場合1.7×1.7×22=63.58となりますが、これを標準体重とする考え方です。
BMIと肥満度の分類は次のようになっています。
18.5~25・・・普通体重
25~30・・・・肥満1度
30~35・・・・肥満2度
35~40・・・・肥満3度
40~・・・・・肥満4度
(※男女別の数値はありません)
ただし、糖尿病の場合、標準体重をBMI値23.0±0.5とするのは妥当ではありません(高すぎます)。
また、成長終了時期としての20歳の体重をもって、理想体重とする考え方が一般的です。
参考文献:日本ドラッグストア協会:ヘルスケアアドバイザーテキスト第2巻、ドラッグストアQ&A(薬事日報社)
- 次の記事:気管支ぜんそくの改善に有効なビタミン
- 前の記事:LDLコレステロール値を改善する4つの食品