
人間の体には600以上の筋肉が存在しています。筋肉に大きな負荷をかけて動かす(急な運動など)と筋肉痛になります。筋肉痛は筋肉の組織が傷ついて、炎症などを起こすことによって痛みや腫れが生じてしまいます。
筋肉の炎症(筋肉痛)には持久性のトレーニングが効果的というニューヨーク州立大学等の研究機関からの報告があります。
持久性のトレーニングは主に有酸素運動があてはまります(ウォーキング、ランニング、エクササイズなど)。有酸素運動を行うことで、炎症に効果的にはたらくタンパク質の増加、炎症を増徴するタンパク質の低下がみられました。
筋肉痛や筋肉の炎症には、クリルオイルの抗炎症効果と、HMBの筋肉組織の修復効果が有用に働きます。有酸素運動と併用することでより効果が高まることが考えられます。
出展:Effect of endurance exercise on microRNAs in myositis skeletal muscle-A randomized controlled study.PLoS One. 2017 Aug 22;12(8):e0183292.