
日本国内に流通する化粧品に含まれている全ての配合成分名を配合量の多い順に、化粧品の容器または外箱などに表示する、という成分表示方法のことです。
化粧品の成分名は全メーカー共通で表示されているので、化粧品選びのひとつの目安になり、配合成分を見て化粧品を比較したり、選んだりすることができます。
全ての成分を表示することになって、特定の成分でアレルギー反応を起こしていた人は、次回からその成分の配合されている製品を避けることができるようになりました。
また、アレルギーが起きたときも、全成分表示が書かれているものを持って皮膚科専門医の診察を受けることで、さらに原因が調べやすくなりました。
参照元:日本化粧品工業連合会編「コスメチックQ&A事典」
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