
最近、雑誌やインターネットで「ロカボ」という言葉をよく目にするようになりました。
ロカボとは、何のことでしょうか?
ロカボとは糖尿病対策として北里研究所病院・糖尿病センター長である山田悟氏が提唱している緩やかな糖質制限のことです。血糖値を上げる炭水化物や糖質の摂取を控え、その代わりに低炭水化物、低糖質の食事が推奨されています。
ロカボでは、1日に食事から摂る糖質量を合計130g以下に設定しています。朝・昼・晩の食事で各20~40g、間食で10gまでの糖質摂取を基準とし、日常生活に必要な糖分はきちんと摂るという考え方です。
単に糖質を減らす又は制限するという考え方ではなく、定められた量の範囲内は積極的に摂ることによって、極端な低糖質状態になることを防いでいることが特徴です。
【糖質が少ない食品の例】
こんにゃく、大豆製品、くるみ、オクラ、きゅうり、ごぼう、もやし、ほうれん草、レタス、日本茶、烏龍茶など
【糖質が多い食品の例】
うどん、さつまいも、はちみつ、栗、かぼちゃ、とうもろこしなど
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