
髪を染める商品には、「染毛剤」(医薬部外品)と、「染毛料」と呼ばれるもの、この2つに分かれます。一文字違いなので一緒にされがちですが、まったくの別物です。「染毛剤」でかぶれた方は、以後いかなる「染毛剤」もご使用になれません。ヘアカラーによるアレルギー性のかぶれの場合、その原因のほとんどは有効成分の酸化染料です。この酸化染料は、同じタイプのヘアカラーリング製品(酸化染毛剤)の全てに配合されているために、かぶれた製品とは色番号やブランド名が異なる別の製品であっても、たとえヘアサロン(理美容院)用の製品であっても、ご使用になれません。
かぶれの原因となる酸化染料が使われているかを見分けるには、パッケージの「医薬部外品」や「染毛剤」の文字を目印にするとよいでしょう。
参照元:日本ヘアカラー工業会 http://www.jhcia.org/qa/
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