
マスクの取り換え頻度についてのアンケート結果(※)によると、全体の平均では「1日1回」と答えた人が最も多かった一方で、
6人に1人(16.8%)が2日以上同じマスクを使用されています。
同じマスクを2日以上使用する人を性別で見ると、男性は21.3%、女性は12.2%であったことから、男性の方が同じマスクを
長く使用する傾向があるようです。また、年代別で見ると、50歳以上の男性はマスクを取り換える頻度が最も少なく、
約半数にあたる45.2%の人が2日以上同じマスクを着用されています。
厚生労働省より発表されている「新型インフルエンザ流行時の日常生活におけるマスク使用の考え方」
(新型インフルエンザ専門会議・平成20年9月22日)では、不織布製マスクは原則使い捨てであり、一日一枚程度の使用とする、
と記載されています。また、マスクのフィルターには病原体がついている可能性があるので、使用中はあまり触らないようにし、
外すときもなるべく表面に触らない、マスクを外した後は流水やアルコールの手指消毒剤によって手を洗う、とあります。
使用済みのマスクを廃棄する時も同様です。
マスクは1枚/1日を目安に取り換え、病原体がついている可能性がある表面にはできる限り触れずに、外した後、
廃棄した後は手指をしっかり洗う事が正しいマスクの使い方です。
(※)エーザイ株式会社「マスクに関する意識実態調査」2012年12月19日