
石油ファンヒーターを使用している部屋で、シリコーン配合の商品を使うときは注意が必要です。髪をドライングするときにシリコーン成分が空気中に揮発し、ファンヒーターに吸い込まれて高温にさらされると、白い粉のような状態になり、燃焼室内に付着。不完全燃焼を防止する「フレームロッド」というセンサーをコーティングすることがあります。すると、正常に燃焼しているのにもかかわらず、マイコンが不完全燃焼しているとみなし、自動消火をしてしまいます。これは、安全のために働く機能なので危険はありません。しかし、石油ファンヒーターが使用中に消えたり、点火ができない状態となってしまい、修理が必要になる場合もあります。石油ファンヒーターを使う部屋では、シリコーンを配合した商品の使用は控えたほうがよいでしょう(詳しくは、石油ファンヒーターの取り扱い説明書を確認してください)。
出典:全国理美容製造者協会 http://www.nba.gr.jp/faq/01/other.html