
大人になってもニキビの症状が続いたり、大人になって初めてにきびができる人もいます。
このようなにきびが「大人のニキビ」で、医学用語では思春期後痤瘡(ししゅんきござそう)といいます。
大人のニキビの発症メカニズムは思春期のニキビと同じですが、女性に多く、悪化因子としてストレスや睡眠不足、生活の不規則、不適切なスキンケアなどが見られます。また、思春期と比べると乾燥肌の方が多いため、治療の副作用軽減のために保湿剤が必要になる場合があります。無月経が続いていたり、毛が濃くなったりしている場合には、多嚢胞性卵巣症候群(たのうほうせいらんそうしょうこうぐん)によるホルモン異常があることもありますので、かかりつけの皮膚科医に相談してください。
参照元:公益社団法人日本皮膚科学会 https://www.dermatol.or.jp/qa/qa3/q05.html
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