インターネット、お電話、対面で気軽に相談。数多くの商品があなたのお悩みを即解決します!

健康

2019.05.13

胃がんに対するクルクミンの抗腫瘍作用を明らかにする研究

クルクミンの定期的な摂取が消化管腫瘍の潜在的な治療法として有望かもしれない、というブラジル・サンパウロ連邦大学からのレビュー報告。

胃がん患者の腫瘍細胞では、ヒストンアセチルトランスフェラーゼ(HAT)とヒストンデアセチラーゼ(HDAC)の発現パターンが正常細胞と異なる。種々の栄養素と性活性物質がこれら酵素の活性を調節することが示唆されていることから、先行研究のレビューを実施した。

クルクミンの他にも、活性調節に重要そうな化合物として、コレカルシフェロール、レスベラトロール、ケルセチン、ガルシノール、酪酸ナトリウムが見つかったという。

「これらの化合物は、ヒストンのアセチル化を促進または阻害することによって胃がんの発症に関与する遺伝子の活性化または抑制を促進する」と研究者は説明している。

「我々は現在アマゾン原産の植物由来の生理活性物質の抗がん効果、エピゲノム効果を明らかにしようと計画している」と筆頭研究者のダニエレ・ケイロズ・カルガーニョ教授はコメントしている。

論文:Danielle Q Calcagno, Role of histone acetylation in gastric cancer: implications of dietetic compounds and clinical perspectives. 23 Jan 2019 https://doi.org/10.2217/epi-2018-0081

人気記事ランキング

2019.06.17

UVインデックスとは

近年、紫外線を浴びすぎると皮膚がんや白内障になりやすいことが明らかになっていま……

もっと見る

2019.04.22

地中海ダイエットはわずか数日でも持久力を高める!?

地中海型ダイエットは、アスリートの持久運動能力を、わずか4日間で有意に高めてく……

もっと見る

2019.04.11

入浴 vs シャワー浴

最近の調査では、特に若者が湯船に浸からずシャワー浴で済ます割合が多いことが明ら……

もっと見る

2019.04.08

赤ラズベリーは糖尿病前症の血糖制御に役立つ可能性

赤ラズペリーを食事に含めることは糖尿病前症やインスリン抵抗性のある患者の血糖値……

もっと見る

2019.03.25

コーヒー(カフェイン)と運動の関係

カフェインは運動パフォーマンスの向上効果があるとして、アスリートに好んで摂取さ……

もっと見る

2019.03.22

ブルーベリーの「青」は血圧を下げるのに役立ちます

健康な人が、ブルーベリーを毎日200g、1カ月間食べた結果、血管機能が改善され……

もっと見る